わかめの加工

2012-03-01

20110209湯通しわかめ2私たちが食べるわかめは、春先に収穫したものです。

秋に収穫した米を乾燥させ、低温倉庫で保存して一年を通して食べ続けるように、一年のこの時期に収穫したわかめを塩蔵して保存します。

そのため、わかめの賞味期限は次の年の収穫までの一年間といえるでしょう。


北浜わかめ組合では、収穫したわかめを次のような方法で塩蔵しています。

まず海水を煮立てたお湯にさっとくぐらせ、湯通しします。
収穫したばかりのわかめは茶色をしていますが、お湯にくぐらせると、ぱっと鮮やかな緑色に変わります。
このわかめを釜から取り出し、流水で冷却してから、脱水します。
それから粒子の細かい粉砕塩をまんべんなくからめます。
これで塩蔵わかめの完成です。

塩蔵わかめの塩分は約30%。この塩がわかめの新鮮さを保ち、いつまでもおいしいわかめとして食べ続けることができるのです。


北浜わかめ組合 虹の会は、わかめ養殖に取り組む生産組合です。
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